駒の尾山


行った日 平成23年6月12日
同行者 単独
天気 曇りのち小雨


鬱陶しい天気が続きます。雨が降っても足元が汚れず、頂上で休憩も出来る(小屋がある)、景色が見えなくても(今の時期)花が楽しめる、そんな山はここでしょう。


  
           登山口                          遊歩道

今回は千種町から志引峠を越えて広域林道を通り引谷からダルガ峰林道に入った。登山口には3台の先客の車が駐車している。9時35分出発、今にも雨が降りだしそうな天気だが木々の新緑が眩しい。この山も来る度に(鹿の食害だろうか?)遊歩道の脇や雑木林の下草が少なくなって荒涼としてきたように思える。


 
             休憩舎                   サラサドウダン(色が薄い)

休憩舎付近からドウダンツツジが出てきた、昨年は裏年でほとんど花をつけてなかったが今年は「いい感じ」だ。土質のせいか日当たりのせいか?木によって花の色がずいぶん違う。


 
      サラサドウダン〔色が濃い)                    ベニドウダン

ほとんどがサラサドウダンだったが紅ドウダンも2本だけだがしっかり咲いていた。途中で下山してくる2グループと出会った、天気が悪いためか皆さん早々に下山されてるようだ。頂上が近くなった頃、いきなり脇道から宍粟50山ガイドクラブのFさんが出てきた。今日は「バードウォッチング」だと言う、そのまま彼と鳥や花の話をしながら登り10時20分頂上に着いた。


 
   頂上から

頂上で後山まで行くか少し迷ったが眺望もないし雨の心配もあって今日はここまでとする。そうと決まればゆっくり出来る小屋に入るほど寒くは無いので頂上で昼食をとった。天気がいまいちだが、さすがに人気の山、数名の団体が次々に登って来る。私達もそろそろ下山しようかと思った時、二人連れの女性が登ってきた、なんと昨年8月に「若杉原生林」で出会ったKさんとOさんだった。10ヶ月振りの再会を祝して?Kさんが点ててくれた抹茶を頂き12時10分、2時間もゆっくりした頂上を後に下山することに。


思わぬ出会いで話も弾み、満開のドウダン回廊を通り一時間弱で登山口に無事下山、とたんに待ってたように雨が本降りになった。次回の再会を約束、それぞれ帰路に着いた。


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