宮の後山〜殿下コース登山口(中央分水嶺)


行った日 平成21年6月14日
メンバー わーさん、TQFさん、やまあそさん、しみけんさん
天気 晴れ時々曇り


5月30日に若杉峠から中央分水嶺を歩き996mピークから道谷集落に下山したが、そこから先の殿下コース登山口付近までのコースをいつか歩きたいと考えていたが、思わぬ早くその機会が来た。


        ここから登ろか?              点名:宮の後 
           996mピークの手前の尾根         996mピークの手前のミズナラ林

戸倉スキー場の北側から延びる林道の途中から871.3mの四等三角点を通り2週間前に下山した996mピークまで登り、そこから分水嶺を辿って氷ノ山林道の「殿下コース登山口」付近まで歩く計画だ、。
メンバーはやまあそさん、TQFさん、わーさん、しみけんさんと私で5名になった。車2台を殿下コース登山口に置いて、林道まで戻り三角点に近い所から尾根に取付き登り始めた、尾根は雑木も竹もなく歩きやすい、15分で871.3mの四等三角点(点名宮の後)に着いた。ここから996mピークまではなだらかな自然林の尾根が続きます。


        996mピーク                  点名十年

11時ジャスト996mピークに到着(取付から35分)ここから中央分水嶺だ、コースは北西延びて三等三角点(点名十年)に27分で着いた。この山も宍粟50山の候補になっていたが最終選考で漏れた山だ。選考資料ではこの山を「宮の後山」と表示してあったのでそのように思っていたのですが、実際は先ほどの871.3mの三角点が「宮の後」なので本当は「871.3mが宮の後山」なのだろう。


      歩き易い人工林         尾根分岐の標石   (旧)殿下コースのプレート

三角点でちょっと早い昼食をとって出発、ここまでは2007年に歩いたことがありますが、ここから先はまったく初めて歩くコースなので楽しみにしていた、藪もほとんどなく人工林が多く、眺望も時々氷ノ山が見えるぐらいだがコースは国土調査の切り開きがあり想像していたより歩き易い。12時55分切り開きは大きく左(南)にそれて下っている、ここに大きな境界標石があった、この付近で「戸倉殿下コース」のプレートを見つけた、その後もブナの木に打ち付けたプレートがあったので、ここが氷ノ山林道が出来る前の殿下コースだったのだろう。

     殿下コース26番プレート(50年物)            自然林付近は藪

尾根分岐からは切り開きがなくなりやや藪ぽっくなってきた、尾根の左側にはすばらしいブナの自然林があり、そこを歩きたいのですがそのまわりは藪が酷いので、やや離れて植林の中を歩きます。


         まもなく林道                殿下コースの登山口

13時50分バイオトイレのある「殿下コース登山口」に到着、やまあそさんとTQFさんは藪漕ぎを覚悟していたのにあっさり縦走できたのでちょっと拍子抜けしたようだったが、私としては段が峰から始まり笠杉山〜藤無山〜氷ノ山三の丸〜戸倉峠〜赤谷山〜三室山〜天児屋山〜江波峠まで(宍粟市部分)の中央分水嶺縦走が今日歩いた部分で繋がったので意義ある山行であった。


取付き---(15)点名宮の後---(20)996mピーク---(25)点名十年---(55)尾根分岐---(60)殿下コース登山口