宍粟50山連続登山其の1


4月30日をもって1年半を費やした「宍粟50山策定委員会」が解散し、同時にガイドブックも市販されました。4月末ですでに二十数名の完登者が出たようです。そろそろ策定委員だったメンバーが完登の申請をしても批判が出ないだろうと思い、残りの山を数えてみたらあと11座になっていました(申請は2008年6月以降に登った山について)幸い時間がかからない山がほとんどでしかも来月になれば「蛭」が出る山が多いし、頑張れば連休の間に終わらせることが出来るかも知れないと考えた、ずっーと「一日一山」(縦走以外で)をモットーにしてきた私としては不本意なのですが、今回は3日で11座のピークハンターに徹するのもいい経験になるかもしれない。


5月3日 【暁晴山・花咲山・宮山・母栖山・高取山】


暁晴山の巻


坂の辻峠から8km広域林道を砥峰方面に走り道路脇に駐車して歩き始める。登山口標柱からずーっとテープがあるので迷うことはない、一座目は元気だ、早足でどんどん登り25分であっけなく頂上に着いた。写真を撮ってすぐに下山、途中のコナラ林?がいい感じだがが枯れているのか芽吹きが見られなかったのがちょっと気になった、下りは15分で駐車地についた。



花咲山の巻


   
のどが渇いたので缶ビールを1本飲んで「センターいちのみや」駐車場の左奥から花咲山へ登った、植林の中を登ること15分ほどで急坂の途中550m付近に大岩が現われた「磐座(いわくら)」だと言う、ここを過ぎ尾根に登るとやや傾斜が落ちて付近が自然林に変わるとアンテナ施設が現われた。


   
アンテナ施設からは道もよくなり木々の間から眺望も楽しめる、ここまでくれば頂上は直ぐそこだ。


     
駐車地から57分で頂上に着いた頂上にも大きなアンテナがある、北側からアンテナ管理の車道が上がって来てるという事だが(車道は確認出来なかった)頂上よりもう少し下なのかも知れない。下山は往路を引き返して40分で車に戻った。時刻は12時5分だった。おにぎりを1個頬張って次に登る「宮山」に移動する。


宮山の巻


  
             市民の森                       貯水施設                     登山口
宮山の登山口へはちょっとややこしかったが「市民の森」に入り終点の貯水槽まで来てそこから登り始めた。最初から遊歩道のような広い道だ、歩き出して直ぐの妨獣ゲートを開けて道なりに進みます。


  
ほとんど頂上までこんな道が続きます、途中には磐座がありこの山も一宮神社に関係する伊和三山の一つであることが伺える。30分で頂上に到着した、頂上はちょっとした台地になっており14世紀ごろには城があったと云う。木が茂って眺望はあまりよくない。直ぐに下山にかかり25分で駐車地に着いた。そのまま次の母栖山に移動する。



母栖山の巻


  
      関電実験センター入り口               アベマキの尾根                頂上
関電実験センターの入り口ゲート前に駐車してフエンスに沿って右へ50mほど歩けばフエンスは切れている、そこから尾根に登った。最初の鉄塔まで新緑のアベマキの尾根が続きます。ここまで20分、鉄塔からは頂上まで植林の中の見通しのない尾根を歩いて駐車地から40分で頂上に着いたすぐに北側の斜面をコルまで下りそこから実験センターの中へ下山した。


       
センターの中を歩いてゲートまで戻った、ちょうど八重桜が満開でやや疲れ気味の体を癒してくれた。



高取山の巻


  
          出石登山口                    遊歩道                     頂上
母栖山を下山したのが15時5分だった、うまくいけばもう一座登れるかもしれない?登山口に15時半までに着けばなんとかなりそうだ、そんなことを考えながら車を走らせ、朝から2つ目のおにぎり食べカロリーゼリーを飲んだ。高取山の「出石登山口」の近くに駐車して登りだしたのが15時40分だった。道は歩きやすい遊歩道ですがさすがに5座目はしんどい!14時20分頂上着、登り40分かかった。


 
あとはここを下るだけになったので気分的に楽になった、気持ちの良い新緑を楽しみながらゆっくり下って17時3分無事下山して本日の山行は終了した。