一山(ひとつやま)(1064m)



行った日 平成21年3月8日
天気 晴れ


久しぶりに高野峠から一山に登った、宍粟50山に選ばれ昨年の10月には登山大会で100名がこのコースを歩いたという。2006年に初めてこのコースを歩いた時にはまだマイナーなコースだったのですが、今や一山の南からの定番コースになっているようです。


 
登山口の地蔵さんは以前のままだが、新しく「宍粟50山」の登山口標柱が建っている、コースは波賀町と一宮町の町界の尾根を辿るのですがかなり良く踏まれているようだ。


 
登山口からずーっと境界のプラ杭を辿ってゆけば自然に頂上に着くのですが、主要なところには大きな案内板が取り付けてあって、初心者でも安心して歩けると思いました、でもこれ以外に朱色のテープがやたら目に付きます、あまりに多いので歩きながら適当に間引いて行く。高野峠の登山口から45分でコースが大きく左に曲がる小ピークに出た、正面に一山が大きく見えるところだ。ここから左に緩やかに下って行くと10分ほどで広い「ミズナラ林」に出るここまでくれば頂上は近い。


ミズナラ林


 
ミズナラ林をゆっくり登って25分で頂上に着いた、風も無く良い天気だ。時刻はちょうど11時30分


頂上から三室山・氷ノ山・阿舎利・三久安山を見る


 
下り分岐                          林道終点
下山は頂上から3分ほど登りのルートを下った所(左の写真の丸印に赤布〔大柿布〕がある)からコースをやや右(西)に取りそのまま下ればすぐに植林帯になった、そこを10分程下って林道終点の広場に出た。あとは林道を15分ほど歩いて国道429に出て10分で高野峠の駐車地に着いた。


高野峠---(20)895m三角点---(35)ミズナラ林---(25)頂上---(3)下山分岐---(15)林道終点---(15)国道429---(10)高野峠



ここ1,2年で宍粟市周辺の山にテープが急に増えたように思います。他の山域でも同じような現象なのかと思っていましたがそうでもないようです。テープの種類とコースからそのほとんどが宍粟50山の踏査の時に付けられたものと想像出来ます。そもそも「テープは踏査が終わって案内版を付けたら余分なテープは回収すること」になっていたはずですがそれが実行されてないのです。最近は登る度に余分なテープの掃除をしていますがその量の多さに驚いて居ます。
訪れた人に宍粟市のすばらしい自然を楽しんでもらうために計画された 《1000mに風に乗って》のキャッチフレーズの「風」に乗るのが目障りなテープではしゃれにもなりません(>_<)