塩田越〜篠の丸(戸倉山)〜一本松



行った日 平成21年1月25日
メンバー たくさん、yamautiさん、TQFさん
天気 晴れのち曇り


2年前に初めて登った戸倉山に今日は「塩田」と「上牧谷」を結ぶ古い峠道から登ってみた。同行の「たくさん」は、先日おなじコースを歩いて頂上手前の倒木帯で引き返したという。今日は頂上から尾根を南下して「一本松」まで歩く予定だ。


 
          林道から峠への分岐                        峠の地蔵さん
塩田集落から林道に入り300mほど走ったところから右へ峠道に入る。峠の手前は送電線鉄塔の巡視路になっておりプラ階段が設置してある15分ほどで塩田越に到着、峠の東(上牧谷)側の一段下がったところに峠地蔵が安置してある。


 
峠からもしばらくは巡視路を歩き左側に尾根が見えてきたところで尾根に乗る。ここから篠の丸(戸倉山)の手前までは、地図で見る限り広い高低差の少ない快適なコースのようですが植林がされてなく所々ブッシュで『雑木の藪』になっていて思ったより歩きにくい。


峠から55分で伐採地に出た、ここは北東側が開け、正面に「水剣山」右に「長水山」がよく見える。


 
伐採地からはものすごい倒木帯になった、倒木や枯れたタケニクサを跨いだり、潜ったり、すぐ先に「篠の丸」が見えているのになかなか進めない(>_<)  先日「たくさん」がここで諦めたのがよく解る。


 
倒木帯を何とか通過して少し先で「青木コース」と合流そこから5分ほどで「篠の丸」頂上に到着、時刻は11時20分、前回登ったときは倒木で三角点を見つけるのに苦労しましたが、大体片付けられている。眺望も東側がわずかに見えるぐらいであまりよくない。


 
       青木コースの分岐                           縦走尾根
一本松への縦走コースは青木コースを少し戻り道標に従って左側の急斜面を下ります。ここからは11月23日に「しそう森林王国登山大会」があり130名でコースの地固めをしてもらっているので歩き易い。


 
                  篠の丸城址(通称一本松)
コース中で唯一西側が良く見える場所で昼食にした。午前中はよく晴れていたのに午後から雲が多くなって風も冷たい、じっとしていれば寒い!30分ほどで食事を終え、途中の「清正公」などの三角点を通り、13時25分「篠の丸城址(通称一本松)」に着いた、ここからは遊歩道を下り駐車地に13時40分無事下山した。


林道分岐---(15)塩田越---(55)展望伐採地---(30)篠の丸(戸倉山)---(55)清正公(四等三角点)---(40)篠の丸城址(通称一本松)---(15)駐車地


       


戸倉山が篠の丸で一本松は篠の丸城址・・・地元山崎ではほとんどの方が一本松を篠の丸と思ってそう呼んでいます。大正12年発刊の宍粟郡誌の地図には戸倉山を「篠の丸」と表記してあり、また「播磨 山の地名を歩く」という本では一本松に宇野氏が築城した「篠の丸城」のことを「この山尾根で最も高い、主峰である篠の丸の名前をとって篠の丸城と言ったのであろう」と書かれていますので、なるほど戸倉山が篠の丸なのでしょうが、50名山の発表後はいろんな意見があったようです、それなら「戸倉山」にしておいたほうがよかったのではと思うのですが・・・