鍋ヶ森神社奥の院〜後山(1345m)


行った日 平成20年8月3日
同行者 なし
天気 晴れ


毎日暑い日が続くと山に行きたい気分も若干萎えてくる、それでも休日は家にじっとして居れない。今日も千種町方面に向かった。5月18日に「宍粟50山」標柱設置以来の後山にでも登るつもりだった、さてどこから登ろうか? 
以前、やまあそさんが鍋ヶ森神社奥の院から直接頂上へはどうだろう?と言っていたのを思い出した。


 
鍋ヶ森林道の終点手前の「後山・舟木山登山口」に駐車して出発、林道終点までは7、8分、そこから「奥の院」の案内板に従って山道に入る。15分ほどで奥の院に到着。


 
写真の右上の祠が奥の院、最初は沢の右岸の斜面を登り左の尾根に取付く予定でちょっと登ってみたが低いヒノキ林に阻まれあきらめて登り直し、今度は沢通しに進んだ。


 
これが正解だった、沢を100mほど進み左の尾根に乗ったら、急坂ではあるが歩きよい植林帯になった。このままの状態が続けば1時間もあれば頂上に着けそうだ・・・ところが40分ほど登った所からいきなりチシマ笹の藪が出てきた、最初はまばらだった藪も頂上に近づくにつれてだんだん密になってくる。


 
暑くて暑くて「やめて下りようか」と思って振り向けば周囲全部が同じような笹で自分が先ほど通ったところがどこか分らない(^_^;) ちょっと広いところに出た時、腰に付けた無線機からたぬきさんの声が聞こえた、早速交信、岐阜県と福井県の県境付近の「三周ヶ岳」に登っているという、しばらく交信するために休憩。単独のときは誰かに自分の居場所を伝えれたら「ほっ!」とするもので、この交信で元気が出たのか、駐車地から2時間15分で頂上手前の登山道に出た。約1時間の薮漕ぎだったが、登山道に出たときは頂上に着いたときよりうれしくて充実感があるように思えた、これが藪漕ぎの楽しさなのだろうか??


 
そこから5分で頂上着、頂上には京都から来られた夫婦の方がおられた、昼食を取りながらいろんな話をして40分ほど休んで下山にかかった。下山は宍粟50山で設定した舟木山〜鍋が森林道のコースを下ることに。


 
頂上から15分で舟木山分岐、そこから25分で鍋が谷登山口(駐車地)着、あわせて40分ほどで下山出来る所を2時間以上かけて登るのが、ふつーの人が理解できない「趣味の世界」なのかも知れない。黒い点線が最初の予定コース。