数年前まではマイナーな山だった三久安山も最近は登る方が増えたようだが、宍粟50名山に選ばれますます登山者が増えそうだ。今日は５０山の下見もかねて音水湖側（西側）から登ってみた。ポピュラーになった東側からの通称「梯子コース」より登山口が国道の脇にあって便利ではある。上りは引原駐在所の直ぐ北のカーブを曲がった所にある喫茶店「悠遊人」の横の林道から登り下山は昨年同時期にやまあそさんとしみけんさんと３人で登った旧引原小学校（姫路市野外活動センター）に戻ってくる予定で出発した。

国道のすぐ脇の林道入り口に駐車して出発、100ｍほどで林道はなくなり沢沿いのふみ跡を辿ります。

三年前の台風で荒れているとは聞いていたが大変な荒れようで、橋もなく（流れた？）飛石伝いに何度も沢を渡り地図の沢の終点より少し上で急な尾根に取り付きそのまま、まっすぐ登り、駐車地点から１時間４０分で昨年の上りに使った尾根の分岐に到着。

上りコースの分岐から梯子コースへは2〜3分で到着、下山はここから梯子コースを通ることになる。分岐から１０分で三久安山の頂上に到着、風もなく暖かい頂上で、うどんとビールと日本酒の昼食を取ってゆっくり。

下山は予定通り梯子コース方面に進み南側の林道に下山する。今日は遠くは霞んで眺望はよくないが一山がよく見える。

かつては一面の笹原だったという尾根も鹿の食害で下草のないどこでも歩けるコースになってしまった。林道への降り口は崖になっておりやや右の斜面を倒木沿いに降りましたが、コースとしては少し上から大きく右に迂回するのが賢明だと思った。

頂上から約２時間で下山予定の林道に降りた。国道からここまでは車が入る広い道なのでここから登る時はここに駐車できる。今日の上りのコースは一般向きではなく、西側からのコースは昨年のコースがお勧めだと感じた。