三谷峠〜高取山(鷹通山)495m


今年の登り納めの山を考えるまもなく今年もあと2日になった。天気予報では北部は雪模様になるという。雪が降った後の山は気分がいいものだが降ってる時はどうも乗り気がしない。
以前から行きたいと思っていた上、宍粟50山にも選ばれた「高取山」に登ることにした。昨年?から「やまさき彩りの森」というキャチフレーズで高取山周辺が整備され遊歩道が出来ているらしい。


 
三谷峠の手前に駐車して10分も歩けば安富町名坂に抜ける鉄塔のある峠に到着、ここから南西方向に広い町界尾根を30分で国道29号線の安志峠からの分岐に到着。ここから西向きに歩きかけたとたん、いきなりハンターに出会ってお互いにびっくり!数人の仲間が出た獲物を追っているので危ないので高取山まで一緒に行こう、と言うのでハンターの方の後に付いて歩くことになった。

 
毎週のようにここを歩いている彼(ハンター)の足は速い!登山道や分岐の説明を聞きながら早足30分で高取山に到着です。彼の話では昔は「鷹通山」と呼ばれていたらしい・・・。頂上はよく整備されて真新しい看板や道標が設置され、まるで公園のようになっています。

 
頂上から50mほど東に広場があり、元日には初日の出登山で賑わうと云う、それを明後日に控えて広場の萱が刈られて準備されているようだ。頂上から少し下った送電線鉄塔からは、わが町(自宅)がはっきり見える。
 

 
下山コースはいろいろ考えていたのですがハンターの方が「遊歩道」を下ったほうが獲物と間違えられない」というので、よく整備された気持ちの良いコナラや赤松、アベマキの自然林尾根を下ることに。

 
ところが下るにつれて山を削って新しい道や階段が付けられ、大規模な整備がされているのが分かりました。おそらく何千万?のお金がかかっていると思えました。個人的には自然をむやみに触るのは好ましくないと常々思っているのですが、せっかく造ったのならもっと速く皆さんにお知らせしてほしいものです。山に人一倍関心がある私でさえ今日初めて実際に見て内容が分かったのですから・・・。「工事をするのための遊歩道整備」であってほしくないと思うのです。因みに(今のところ)いい時期の10月〜11月中旬は松茸山なので入山出来ないという・・・。
下山後はJMMに登山口まで車の回収に送ってもらって無事帰宅。