母栖(もす)集落から【おじゃれ(点名母栖)】



今日はQZCさんに誘われて山崎町の伝説の村「母栖(もす)」から「おじゃれ(点名母栖)」に登った。この山を宍粟50山に選定してはどうだろうということもあって、偵察を兼ねての山行でした。


 
山崎町の北、一宮町の境の「杉が瀬集落」から母栖の先にある「関西電力山崎実験センター」に通ずる道路から登ることにしたが、尾根の末端は道路の法面が崖になっていて取り付けないので少し戻り階段があるところから登ってみた、すぐ下に現在は、一所帯2人だけという母栖集落がみえる。


 
尾根直下の急斜面をクリヤーすればあとは歩きよい尾根道になって登山口から40分で最初の鉄塔に出た、天気もよく北側に黒尾山や東山の向こうに白い氷ノ山も見える。


 
三等三角点おじゃれ(点名母栖)654m              金鉱山跡

頂上から東側に金鉱跡があるというので行ってみた、15分ほど下るといきなり尾根がすっぱり切れた絶壁になった。左側を見ると標高差100mあまりの崖に鉱山跡があり抗口や小屋が見える。


 
 Aが尾根の先端、Bがおじゃれ。東側に谷を隔てて別荘地「関レークタウン」がすぐそこに。
 北側の鉄塔から鉱山跡の崖が見えた。すごい絶壁だったんです。

 
頂上に戻り北向きに「実験センター」を周回するコースを辿ります。コースは主に雑木の中の穏やかなコースで途中3箇所の鉄塔を通りますがいずれも眺望は抜群だ。


 
途中614.8mの四等三角点「上ノ山」を通り「母栖の滝」上部にある池の傍に下山し実験センターの中を通り駐車地に戻った。頂上から途中の昼食休憩を含めて2時間45分ほどの行程だったが送電線鉄塔からの眺望や金鉱山跡など見所のあるコースであった、下山後「母栖の滝」に立ち寄れればさらにいい山行になるだろう。