岩谷山(大谷ヒナ山)〜五蔵山(790.8m)

宍粟市中心部を流れる揖保川を遡ると一宮町の曲里(マガリ)で大きく2つに分かれます。左側が引原川、右側が三方川(揖保川)と呼ばれ、その分水尾根は曲里の古城山(555m)から始まり、北へ東山から一山、阿舎利、三久安山、藤無山と続いています。今日は東山のすぐ南にある五蔵山とその南の岩谷山に波賀町側の林道を利用して登ってみました。

  
波賀町谷集落から「フォレスト波賀」へのアクセス道路の標高450mあたりから伸びる林道の脇に駐車して徒歩で登り始めた、幅員は3mぐらいのやや荒れた道は標高650m付近まで標高を上げてそのまま尾根に沿って南下しています。

 
標高700m付近の自然林が色づいてきれい
 
登るにつれて、公園の中の遊歩道のような、きれいな林道になり、岩谷山のすぐ手前で終点になった途中の「地図にある峠越えの破線の道」は見当たらなかった。
 
林道終点から、ひと登り15分(一部倒木帯あり)で三等三角点、岩谷山(大谷ヒナ山)に着いた、登山口から1時間40分。雑木の中で景色は見えません。
 
岩谷山から林道終点まで戻り五蔵山までは尾根コースを歩いた。途中の一宮町側のコナラ林や時おり見える眺望を楽しみながら歩きよい尾根を北向きに縦走。
 
岩谷山から70分で「五蔵山」頂上着、ここも眺望はありませんが風も無く、やわらかい日差しを浴びて、うどんとビールと日本酒のちょっと遅い昼食を取った。下りは北側に少し下って次の尾根の分岐から左に広い尾根を下り林道の途中に出た。最初の予定では林道の登り口付近まで尾根を北上してそこから下るつもりでしたが、登る時に見ると法面が急で下れそうなところが無かったので途中からエスケープすることになりました。時間も早いので道草をしながら五蔵山の頂上から1時間15分で駐車地に無事下山。
帰り道、一宮側の深河谷から眺めた五蔵山
青線が林道、赤線は帰りの尾根道