扇ノ山(お泊り山行)

TQFさんから「扇ノ山に泊まりで行きましょう」とお誘いがあった。ここしばらくマイナーな山が多かったので、久しぶりに整備された登山道を歩くのも悪くないし、紅葉も見れておまけに、お気に入りの頂上小屋でゆっくり出来るとあって行くことにした。

 
南側から3本あるの登山口の真ん中「ふるさとの森登山口」から登ることにした。今日は泊まりなので12時過ぎの出発でも早過ぎるぐらいだ。

 
天気は上々、紅葉真っ盛りのよく整備されて歩きやすい尾根を順調に登ります。いつもは持たない寝袋やマットの入ったザックが多少重く感じますが、ランタンやビールをはじめ主な食料はTQFさんのザックに入っているので私はらくちん。
   
登山口から70分で頂上です、今夜お世話になる避難小屋が見えてきました。小屋の中でちょっと遅い昼食をとり夕方まで無線をしたりビールを飲みながらゆっくりした時間を過ごします。

午後5時ごろ西の空に真っ赤な夕焼けが・・・あしたの天気はまずまずみたいだ!
夜の10時ごろまでは、無線をしたりして山頂の一夜をエンジョイする予定だったのですが・・・。
夕方に登ってきた大人(男)2人と中学生ぐらいの子供(男)2人の4人組が同宿することになった、ところが彼らは午後7時ごろにさっさと寝袋に入り寝始めるではありませんか、こうなればもう無線は出来ません(無線はやらない人から見れば結構うるさいものなんです)仕方なく私達も寝袋に入ったのですが、宵っ張りの朝寝坊の私は、なかなか寝付けず、やっと、うつうっーとした頃、彼らの大イビキが・・・というわけで、つらい、なが〜い夜が過ぎてゆきました。

 
早朝5時前?例の4人組が起きだしてゴソゴソするので目が覚めてしまった。外を見ると濃いガスに包まれて昨日のいい天気とは大違い、彼らが6時頃出発したのでそのあと2時間ほど寝袋にもぐりこんで「うつうつ」。10時頃まで待ったがガスが晴れる様子が無いので下山することにした、その間にも数人の登山者(犬も)が天気の悪いのにもかかわらず登って来た。

 
下山は「畑が平コース」を下った。下るにつれてガスも晴れて来た、登山道はなだらかで「ふあふあ」の道で膝にも優しい。
 
頂上から50分で畑ガ平登山口に到着、ここから「扇ノ山林道」を歩いて駐車地まで帰ります。

 
1時間30分の林道歩きで駐車地まで帰ってきました。よくなかった天気もここまで来ると時々青空が見えていますが頂上あたりは未だ霧のベールをかぶったままのようだ。