千町峠〜平石山〜高星山


今日の山は、2000年の10月に同じコースを歩き、その翌年に逆コースを歩いています。そのとき「老舗の山」である生野高原の南端に、こんないい山域があったことに驚いたものです。最近はアセビの木が大きくなり一部歩きにくいところがあるという情報があるがどうだろう?。
同行者は「たくのわがまま風来記」のQZCさんと、前夜の電話でドタ参のMXFさん。


千町峠の山荘前に駐車してすぐ南側の斜面に取り付き鹿ネット沿いに登ります。ガスで見通しはあまりよくない。
20分ほどで四等三角点(1033m点名千町峠)に到着、その先の小ピークを越えてヒシロガ峰(1042m)の手前の斜面に到着、7年前には所々に生えていたアセビが今は斜面を覆って歩くのもままならない。
2000年10月(やまあそさん撮影)にはどこでも歩けたのに・・・
ヒシロガ峰からはいい雰囲気の尾根が続きます、コースは町界尾根を進むのですが途中つい迷い込みそうになる支尾根があり主尾根もかなり蛇行しており油断は出来ません。
1040mピークから70mほど下った所が川上から栃原に越える峠(川上越)、最近ガイドブックで(川上〜平石山)が紹介された為、簡単な標識がありここから平石山までははっきりした踏み跡があり迷うことは無いでしょう。
川上越からやや急坂を15分で1061mの平石山の頂上に到着(ここは三角点の位置と頂上の位置が違うので注意)千町峠から85分。
平石山まではっきりしていた踏み跡もだんだん不明瞭になりこの画像の先に見える1067mピークあたりは、まさに「迷いの森」、ここで迷ってしまったので。とりあえずここで昼食とします。
昼食後、分かる所まで戻って再度「迷いの森」に突入今度はナビを頼りに慎重に進みます。
ちょっと苦労しましたがなんとか「迷いの森」を抜けました、いつも思うことですが、迷った時はまず「分かっているところまで戻る」ことが大切だと今回も実感しました。
昼食の休憩を含めて3時間50分で目的の高星山(1016,4m)到着です。
天気はよくないものの西側の砥峰高原や暁晴山、夜鷹山や太田池が眺められ、頂上でしばし休憩。
北をみれば辿ってきた尾根の、その遥か向こうにフトウガ峰が見える。
わあ〜あそこまで帰るのか!遠いなぁ〜!
「迷いの森」も帰りは順調、ひたすら登山口の千町峠を目指します。
やっと千町峠が見える所まで帰ってきました。山荘の屋根が見えています。
高星山から2時間20分で帰着、時計の針は16時20分をさしています。
朝、出発してから6時間35分。歩いた距離11,2Kmでした。