ドウダンツツジ満開の那岐山(1141m)



100回を記念してせめて一泊山行をしたいところですが事情でそれも出来ない。それでもいつもより少し遠出をと考えていました、そこで同行のTQFさんが未だ登った事がないという鳥取県側からの「那岐山」に決めました。梅雨入りしたというのに天気は上々、うまくいけば「ドウダンツツジ」に会えるかも?




鳥取県智頭町の河津原集落のJR因美線の踏切を渡り道標に導かれて舗装林道に入ります。

登山口の林道脇に駐車して出発。そのまま進めば西仙コース、左に行けば東仙コース、私たちは西仙コースから登ることにします。天気がいいので日差しがきついですが、このコースは稜線手前まで日陰が多くこれからの暑い季節にお勧めのコースです。

西仙コースの一番しんどいところです。5月の初旬ごろにはシャクナゲやイワウチワの花が疲れを癒してくれるのですが・・・

登山口から50分で「馬の背避難小屋」に到着。昨年改装されて室内に入ると木のいい香りがします、外のベンチで小休止。汗かきのTQFさんは汗びっしょり!

小屋を過ぎたあたりから、お目当てのドウダンツツジが出てきました。ドウダンが初めてというTQFさんは立ち止まって写真を撮ったり、家族にメールを送ったり、なななか進めません。
樹林帯を抜けて、あたりが低い笹原になれば稜線は近い 
右側に滝山と那岐山への従走路が見えてきました。

三等三角点のある1240mの山頂からちょっと下ったところにある避難小屋から最高点1255mの頂上を見る

通称「那岐山頂上」からの避難小屋その向こうに三角点ピークが眺められます。登山口から110分。
2006年1月8日の頂上。
頂上で1時間あまり昼食タイム。無線で奥段が峰のやまあそさんや蘇武岳のたぬきさん2人としばし交信してそろそろ下山にかかります。驚いた事に今年は尾根のドウダンがたくさんの花を付けています。この時期何度か訪れていますがこれほどみごとな花をみたことがありません。花が咲くというより実がっているようです
同じサラサドウダンでも場所によるのか花の色が濃いのや淡いのがあります。
Aコースとの分岐から左側へ「東仙コース」を下ります
階段が多いもののいつ来ても静かでいい雰囲気のコースです。頂上からゆっくり下って85分で駐車地まで戻ってきました